ヒカリ、その先へ
ヒカリ、その先へ・・・
カメラマンを目指して専門学校に通うきい。
帰宅した彼女の元に届いていたのは写真コンテストの落選通知。
友人からの励ましには気丈に振る舞うものの、心の中では自信を失いかけていた。
プロのミュージシャンとして活動するユウ。
新曲のレコーディングに臨んでいたが、思うように歌いこなすことができず、悩みを抱えていた。
ある日、撮影に出かけたきいが海辺で気ままにシャッターを切っていると、レコーディングの休憩に出てきたユウと偶然出会う。
きいのカメラを借りてシャッターを切るユウ。
撮影した雲を見て“鳥みたいだ”とつぶやくユウの姿に、きいは忘れていた気持ちを取り戻しかける。