富江 最終章 -禁断の果実-
富江 最終章 -禁断の果実-・・・
暗くてグズな高校生・登美恵は、学校でもいじめっ子にからかわれる毎日。
父・和彦は、亡くなった母の仏壇に手をあわせもしない。
ある日、登美恵の前にひとりの美しい少女が現れる。
彼女もまた、富江と名乗った。
美人で奔放なもうひとりの「とみえ」に急速に引かれていく登美恵だったが、彼女を自宅に招いた日、父・和彦が驚きの目を向ける。
それは、25年前、和彦が愛した女性「富江」にそっくりだったのだ。
富江は、次第に和彦に近づいていく…。
天地明察
~あらすじ~
江戸時代前期、それまで800年にわたり使用されてきた暦の誤りを見抜き、「日本独自の暦」を作り上げた渋川春海(安井算哲)。彼が、数々の挫折を繰り返しながら、改暦の大事業に挑む姿を描く青春エンターテインメント。
碁をもって徳川家に仕える碁打ち衆の家に生まれた安井算哲(後の渋川春海)。囲碁以外にも、算術・神道など様々な知識を持つ算哲が最も愛したもの、それは星を眺めること。会津藩主・保科正之の命で、日本全国の北極星の高度を測り、その土地の位置を図る北極出地の旅に出た算哲は、その途上、それまで使われてきた暦の重大な誤りに気付く。旅から戻った算哲は、その誤りを正す改暦の大事業を担うことになるが、それは当時、暦を司る権力=朝廷への挑戦を意味し、更に暦の作成には正確に星の動きを知り途方も無い計算を極めねばならず、正に天と地への挑戦に他ならない。算哲を想い続け、やがて妻となったえんや、彼のよき理解者であった水戸光圀、算術や天文学に魅入られた多くの仲間たちの支えを受け、権力から度重なる理不尽な仕打ちを受けながら、算哲の生涯を賭けた挑戦が始まる―。
蝶々さん~最後の武士の娘~
蝶々さん~最後の武士の娘~・・・
明治初期、元佐賀藩の士族の娘として生まれた伊東蝶は、父の亡き後、母・やえと祖母・みわによって育てられた。
お蝶が新しい世で身を立てていけるようにと熱心に学問をさせ、家伝の能笛を伝える一方、武士の娘としての心構えを叩き込む。
「武士の自害とは自らを罰することでも、敗北でもない。誇りの証」。
しかし、その母と祖母も亡くし、お蝶は親戚のつてで長崎の貸座敷「水月楼」の養女となる。
養母・マツは女学校への進学を約束してくれていたが、その養母も病で死去してしまう。
お蝶は跡取り娘の立場から一転女中の身に、さらには置屋「末石」に身をおき、やがて舞妓「春蝶」となるのだった。
初恋 ~三億円事件の犯人は女子高生だった~
初恋 ~三億円事件の犯人は女子高生だった~・・・
いまから37年前に起こった謎の強盗事件、「府中三億円強奪事件」の犯人が実は女子高生だった?
宮崎あおいが挑む日本犯罪史上最大のミステリーに迫った映画『初恋』、劇場公開に先駆けて明かされるもうひとつの真実。
宮崎あおいの先取り映像やキャスト&スタッフの独占インタビューはもちろんのこと、貴重な映像を元に「三億円事件」の真相に迫り、映画の裏側を謎解いていく…。
先取り映像やキャスト&スタッフの独占インタビュー、そのほか貴重な映像で事件の真相に迫るナビゲートDVDになります。
NANA-ナナ-FM707
NANA-ナナ-FM707・・・
二人のNANA “中島美嘉&宮﨑あおい”が『NANA-ナナ-』の魅力を発信する架空のラジオステーション。
それが、NANA-ナナ-FM707
『NANA-ナナ-』の世界を深く掘り下げた7つのテーマに沿ったオリジナル映像コンテンツを収録 本作だけで聴ける!?-中島美嘉&宮﨑あおいによる録り下ろし特別音声を収録、二人の本音トークに本当の『NANA』を見る!!
初雪の恋 ヴァージン・スノー
初雪の恋 ヴァージン・スノー・・・
陶芸家で大学教授の父の転勤で、京都の高校に転校してきたミン。
ある日、自転車に乗っている時に転んでできた傷を神社の巫女さんが手当てしてくれた。
その可憐な姿にミンは一目惚れ。
彼女が同じ高校に通う、七恵だと知ると、父親がくれたナンパ用テキストで日本語を勉強し、アプローチを始める。
ミンの気持ちに動かされ、二人は付き合い始める。
しかし、七恵には、誰にも言えない家族の問題を抱えていた。
あの、夏の日 とんでろ じいちゃん
あの、夏の日 とんでろ じいちゃん・・・
いつも考え事をしていて周りからボケタと呼ばれる少年は、ボケたと噂される祖父の相手をするため広島県尾道へやって来る。
ある日、祖父が不思議な呪文を唱えると、少年は祖父の少年時代にタイムスリップしたような気がした。
そればかりか、少年に回帰した祖父と一緒に大空を飛んだようにも思えた…。
LOVERS KISS
LOVERS KISS・・・
自暴自棄な里伽子は同じ高校に通う朋章との噂を立てられると、その気もないのに朋章をホテルに誘い、幼い頃のトラウマで再び苦しむ。
その姿を見た朋章は里伽子を安心させたいと感じる。
そんな不器用な恋をするふたりの姿を、里伽子の親友・美樹、里伽子の妹・依里子、朋章の後輩・高尾、そして転校生・篤志は、それぞれ複雑な思いを抱きながら見守っていた…。
ミュージカル 星の王子さま
ミュージカル 星の王子さま・・・
ある深い夜、一人の男の操縦する飛行機が砂漠の真ん中に墜落した。
そして、飛行士はこの砂漠で、星から来たという少年(星の王子さま)と出会う。
やがて二人は、一枚のスケッチをきっかけにお互いの心を通い合わせ始めるが、時が経つにつれ、飛行士は砂漠の熱とのどの渇き、はかどらない飛行機の修理にイライラし始める。
「井戸を探しにいこう」飛行士の気持ちを察し、王子さまは飛行士を誘うのだった...。
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~・・・
飲んだくれの自由人であるオトンの家を出て、オカンと幼いボクは筑豊の実家で暮し始める。
炭坑町でオカンとその姉妹たちと暮す日々が続くが、高校進学を間近にひかえたボクはオカンのもとを離れて大分の美術高校に行くことを決めた。オカンが小料理屋で働きつつ送ってくれる仕送りでボクは、自堕落な高校生活を送る。
やがて憧れていた東京に出て美大生になるに至っても、ボクは自堕落な生活を送り続けていた。
故郷のオカンの励ましと学費の援助によってなんとか大学を卒業したものの、就職はせず、町金融で借金をかさねながら暮らす日々も次第に窮まっていった。
今の暮しぶりを知ったらオカンはどんなに落胆するだろうかと思い立ち、故郷との連絡を絶ち、心を入れ替えて生活を立て直す決心をするボク。
何でもかんでも仕事を引き受けてがむしゃらに働く内に、イラストレーター兼コラムニストとしていつの間にか食えるようになる。
借金も完済し、これでオカンに心配をかけることも無いと思っていた矢先、久々に連絡をとった故郷の叔母からオカンがガンの手術で入院していた事を知らされる。