台風一過
母のいる場所~台風一過~・・・
沖縄が舞台になった、3話構成の全ての母へ送るドラマです。
「美智子とさゆり」
数年前に主人を亡くした美智子は、ひとり娘のさゆりと一緒に雑貨屋を切り盛りしていた。
ある日、かつて夫と新婚旅行で行った沖縄の賃貸物件を見て、美智子はいきなり沖縄に出店を出すことを思い立つ。
母の突拍子のない行動にいつもハラハラさせられているさゆりの心配をよそに、母娘は沖縄へ移住する。
期待と希望を胸いっぱいにふくらませ、友だち同士のような母娘は、意気揚揚と沖縄の街を闊歩する。
しかし、「移住」という大きなイベントに水を差すかのように現れた「大型台風」が、ふたりを襲う。
そこで、本心をぶつけ合う美智子とさゆり。
そこから初めて見えたこととは……。
「美咲」
海外でいろいろな海に潜った経験を持つスキューバーダイビング・インストラクターの美咲。
女性とは思えない彼女の強い好奇心に沖縄の海は常に応えつづけ、美咲は毎日のように海へ潜る。
はなれて暮らす母親は、沖縄=台風が多い=海は危険、という三段論法で、台風が沖縄にやってくるたびに、心配して美咲に電話をかけるのだった。
そして、「大型台風」が間もなくやってくる。
台風の強さと母の電話の本数は比例するので、「今回は母さんからの電話もすごいだろうなあ」とかまえていた美咲。
だが、電話はいっこうに鳴らない。
台風が近づくにつれ、美咲はだんだん不安になってくる。
もしや、母の身…
着信アリ Final
着信アリ Final・・・
修学旅行で韓国に行くことになった高校2年生のえみり。
日韓手話交流会で知りあった韓国の男友達アンジヌとの再会を心待ちにする一方、クラスでいじめを受けている幼馴染み・明日香の不参加を残念に思っていた。
そんな修学旅行の最中に、1人のクラスメートの携帯から聞き覚えのある着信メロディが流れる。
未来の着信時刻に、持ち主の首つり画像が添付されて…!
その生徒が“死の着メロ”の予告通りに死を遂げたのを皮切りに、生徒たちは次々と“死の着メロ”に襲われていき…。
ALWAYS 三丁目の夕日 '64
ALWAYS 三丁目の夕日 '64・・・
昭和39年、東京オリンピック開催の年。
戦後19年目にして見事な復興を遂げ、オリンピックの開催国となった日本は、高度経済成長の真っただ中にあり、熱気にあふれていた。
開会式の日、航空自衛隊のブルーインパルスがアクロバット飛行をすると、真っ青に晴れ渡った空に浮かび上がったのは、五輪マークの飛行機雲!
その素晴らしい光景は、人々の心を躍らせ、日本がもっともっと良くなっていくことを確信させていた。
そんな昭和39年、夕日町三丁目では、以前と同じように、人情味溢れるやり取りが繰り広げられている。
もうすぐ家族が一人増える予定の茶川家、事業も快調で“日本一の会社にする”夢にまっしぐらの鈴木オート。
三丁目の住民たちは、それぞれに賑やかな日常を過ごしているが、中には人生の転機を迎える人もいて……。
誰かが私にキスをした
誰かが私にキスをした・・・
インターナショナルスクールに通うナオミは、ある日、学校の階段から真っ逆さまに落っこちてしまう。
頭を強打し、ここ4年間のことをすっかり忘れてしまった彼女にとって、最新の記憶は、偶然現場に居合わせて病院まで付き添ってくれた、上級生ユウジだった…。
やがて学校に戻ったナオミは、親友のミライや、恋人だったというエースから過去の自分のことを聞き、違和感を覚えながらも新たな生活を始めるが…!?
ALWAYS 続・三丁目の夕日
ALWAYS 続・三丁目の夕日・・・
昭和34年春。
東京オリンピックの開催が決定し、日本は高度経済成長時代に足を踏み入れようとしていた。
取引先も増え、軌道に乗ってきた鈴木オートに家族が増えた。
事業に失敗した親戚の娘、美加を預かることにしたのだ。
しかし、お嬢様育ちの美加と一平は喧嘩ばかり。
一方、一度淳之介を諦めた川渕だが、再び茶川の所にやってくるようになっていた。
淳之介を渡したくない茶川は、再び芥川賞に挑戦しようと決意する…。
ALWAYS 三丁目の夕日
ALWAYS 三丁目の夕日・・・
昭和33年の東京。
短気だが情の厚い則文が営む鈴木オートに、集団就職で六子がやってきた。
小さな町工場にがっかりした六子を、一家のやんちゃ坊主・一平は、「もうすぐテレビがくる」と慰める。
鈴木オートの向かいで駄菓子屋をする茶川は、芥川賞の選考に残った経験がありながら、今は少年誌に冒険小説を投稿する日々。
ある日茶川は、淡い思いを抱く飲み屋のおかみ、ヒロミに頼まれ、身寄りのない少年、淳之介を預かることに。
恋する日曜日 私。恋した
恋する日曜日 私。恋した・・・
余命3ヶ月と宣告された女子高生・なぎさは、父に「会いたい人がいる」と言い残し旅に出る。
やって来たのは、かつて暮らした海辺の町。
そこには幼なじみで初恋の人、聡が今も住んでいた。
10歳近く年の離れた2人は、兄妹のような関係。病気のことは隠し、ただ「遊びに来た」と告げたなぎさは、しばらく聡の家で泊まることに。
こうして楽しい日々が始まるが、やがてなぎさは、聡が6歳の娘を持つ人妻と不倫していることを知る…。